バッテリー液(電解液)の処分方法や使用済みの電解液容器の廃棄について

 

ご自身でバッテリー液(電解液)の注入作業を行った場合、空となった電解液容器はそのままゴミとして処分することはできません。

 

バッテリーの電解液は希硫酸なので、そのまま廃棄すると危険だけでなく、廃棄物処理法により違法となる場合もあります。

 

なので、残った電解液の正しい処理方法と電解液容器(ボトル)の廃棄方法について簡単にご紹介いたします。

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残った電解液の正しい中和方法と電解液容器(空ボトル)の処分方法について

 

まずはじめに、作業をする前にきちんと「保護メガネ」「ゴム手袋」を必ず着用してください。

 

取り扱いを誤ると、大怪我、やけど、失明になる可能性があります。

 

また、大変腐食性が強いため、安全な場所で作業を行ってください。

 

できれば外の水栓を使い、屋外で作業をするほうが安全です。

①電解液容器にまだ電解液が残っている場合の処理方法

 

ボトルにまだ電解液が残っている場合は、まず一度ポリバケツなどのプラスチック容器に電解液をすべて移します。

 

そして、一般家庭によくある重曹(重炭酸ソーダー)で中和作業を行う必要があります。

中和作業は、電解液100ccに対し重曹約80グラム以上必要です。

 

電解液を移した容器に、その量に見合う重曹を静かに入れ、樹脂製の棒などでよくかき混ぜてください。

危険
中和している間は大量の炭酸ガスが発生しますが、この時、ピチピチ飛び跳ねたり周りに希硫酸が飛び散る場合があります。絶対に顔を近づけたりしないでください。

その後、中和された電解液は静かに下水に流し、電解液を移した容器と空のボトルは大量の水道水できちんと水洗いをして完了です。

空ボトルは良く乾かし、その後は各地方自治体で決められた処分方法で正しく廃棄してください。

 

②電解液をすべて使い切った空ボトルの処分方法について

電解液をすべて使い切った空ボトルも同様、大量の水道水できちんと水洗いし、良く乾かした後、各地方自治体で決められた処分方法で廃棄してください。

 

ちなみに、ボトル容器はプラスチックですので、プラスチック廃棄物に分類されます。

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残った電解液をこぼしてしまった場合

残った電解液を誤ってこぼしてしまった場合は、タオルで拭いたり水で流したりはせず、素早くそのまま重曹(重炭酸ソーダ)を散布します。

そして、泡がでなくなるまで散布したら大量の水で洗い流してください。

もし、水で洗い流せない場所であれば捨ててもいいような雑巾タオルできれいに拭き取り、また別の雑巾やタオルで何度も水拭きをしてください。

 

一度使った雑巾やタオルは、再度使用することはできません。
洗わずそのまま袋に入れ処分しましょう。

 

まとめ

バッテリー電解液は、大変危険な液体であり、劇物にあたります。

基本、電解液は毒物劇物取扱責任者しか取り扱うことができません。

もしご自身でバッテリー液の注入作業をする場合は、販売店や購入されたお店に劇物譲受書の提出が必要になります。

また、バッテリーを購入して液入れ作業を失敗してしまった場合は、保証の対象外になる可能性が高いです。

 

そうなれば、再度新しいバッテリーを購入しないといけなくなるので、できればバッテリーを購入する際は、充電済みの商品を選ぶか販売店さんに液入れと充電作業を依頼しましょう!

バッテリー液の注入作業や残った電解液、空の電解液容器の処分の手間を考えたら、追加料金を払ってでも販売店に作業を依頼したほうが安全ではないでしょうか。

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