こんにちは、
バッテリーマスターズのしょうへいです。
あなたは、ホンダ車(原付バイク)専用のバッテリー選びで迷っていませんか?
「インターネットなら安くでバッテリーが買えるけど、性能や品質が心配だな、、、。」
「バッテリーっていっぱい種類があって、どれを選んだらいいんだろう?」
「寿命は大丈夫かなぁ??」
そう思う方は多いでしょう。
そんなあなたに、バッテリー業界に20年以上勤めていた私しょうへいが、ホンダ車(原付バイク専用)におすすめのバッテリーメーカーや型番、購入する時のポイントなどを解説していきます。
これからインターネット(Amazon・楽天・ヤフーなど)でバッテリーを購入しようかと思っている方に、失敗しないバッテリーの選び方や買い方を詳しくご紹介させていただきます。
目次
ホンダ車(原付バイク)専用のバッテリー、おすすめの適合型番と価格相場
日本でも愛用している人が多い、ホンダの原付バイク(ディオ・タクト・マグナ50など)ですが、そのほとんどが下記のバッテリー型番で対応が可能です。
【ホンダ原付バイク対応のおすすめ型番はこちら↓】
型番 (ブランド) |
おすすめ度 価格 |
購入先 |
YTR4A-BS (GSユアサ) |
★★★★★ 4,000円~ |
|
FTR4A-BS (古河電池) |
★★★★☆ 5,000円~ |
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DTR4A-5 (ACデルコ) |
★★★☆☆ 3,000円~ |
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ST4A-5 (スーパーナット) |
★★★☆☆ 3,000円~ |
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ZTX4A-5 (オリエンタル) |
★★★☆☆ 2,000円~ |
|
ATR4A-5 (AZバッテリー) |
★★★★☆ 3,000円~ |
など
比較的よく売れていて品質や性能がよく、メーカー保証又は販売店保証が付いているので安心です。
もちろん国内でも有名なGSユアサは品質や性能がトップレベルですが、他のバッテリーも大変コストパフォーマンスに優れていると思います。
あとは、予算などを考慮してお好きなメーカーを選んでみてください。
バッテリーの種類はどれを選んだらいいの?
バイクのバッテリーには、(開放型・密閉型・シールド型・ジェルタイプ・リチウムイオン)の全部で5種類ございます。
その中で、ホンダ原付バイクに適したバッテリーは、シールド型バッテリーだと思います。
主にキックスタートが可能な原付バイクに関しては、ほとんどバッテリーのメンテナンスをすることがないため、現在ではシールド型のバッテリーが主流です。
また、車種によってはバッテリーを横倒しで取り付ける場合があるため、液漏れする可能性がある開放型や密閉型などは避けた方が良いかと思います。
バッテリーを選ぶ際は、メンテナンスフリーのシールド型バッテリーであるのか、きちんと確認をして購入してくださいね。
充電は必要か?
【シールド型タイプ】
シールド型タイプのバッテリーは、工場出荷の時点ですでにバッテリー液が注入され、満充電が完了しております。
ただし、一つ気を付けておかないといけないのは、販売店さんがそのバッテリーを入荷してどのくらいの期間在庫していたのかです。
入荷してまだ2か月~3か月ぐらいであれば、そのままバイクに取り付けても問題なく使用可能ですが、もし在庫期間が半年以上になる物であれば、再度満充電したほうが良さそうです。
さすがにバッテリーも半年使っていないとなると、ある程度は自己放電され、サルフェーションが進行していると私は思います。
なので、残りの充電量がどのくらいなのか?
までは分かりませんが、少なくとも満充電状態ではないので、私なら必ず1度充電をしてから愛車に取り付けます。
それか、直接販売店さんに
「このバッテリーの在庫期間はどのくらいですか~?」
って聞くのもありですね。
よく売れているお店なら、正直に答えてくれますし、在庫期間が長い物に関しては
「ちょっと分かりませんね、、、。」
みたいな答えが返ってきますから。
ただ、商品によっては発送前に必ず充電作業をした「充電済み」と書かれたバッテリーもございます。
少し割高ですが、商品が到着してすぐにバイクに取り付けることができるためとても楽ですよね。
また、販売店によっては追加料金で充電作業をやってくれる所もあります。
充電作業料は、およそ500円~1,000円ぐらいのところが多く、万が一初期不良やバッテリーがすぐにダメになった場合は、保証してくれますので充電は販売店に依頼したほうが安心です。
もし、バイクバッテリー専用の充電器をお持ちであればその必要はありません。
正しいバッテリーの充電方法
◎自分で充電をする場合
充電は必ず、バイクバッテリー専用の充電器で充電を行ってください。
充電器を持っていない場合は、インターネットで今は2,000円~3,000円ぐらいでそこそこ良い充電器が購入できますよ。
もちろん私も一つ持っていますが、冬場バイクに乗らない時期などバッテリーのメンテナンスがいつでもできるため、かなり重宝しております。
バイクバッテリー専用の充電器を購入する際は、過充電を防止するトリクル充電機能や、万が一、プラス端子とマイナス端子を逆につないでもバッテリーがショートしないような機能(逆接保護機能)が搭載された充電器を選びましょう!
◎バイク屋さんで充電をする場合
バイク屋さんであれば当然ながら、バッテリーの充電は受け付けております。
ただ、「当店でバイクを買ってくれたお客様のみ」とか「バッテリーを点検してあきらかに復活する見込みがないバッテリー」に関しては断られることがあります。
また、充電をする場合はバッテリーを半日か一晩預かることになりますので、バッテリーをバイクから取り外して持っていかないといけないという手間がかかります。
充電をやってもらうにも当然お金がかかります。
安いところでは、1,000円~1,500円ぐらい。
レットバロンや大きいバイク屋さんは、1,500円~2,000円ぐらいの相場です。
◎整備工場やスタンドで充電をする場合
最近では、バイクバッテリー専用の充電器を持たれているスタンドや整備工場も増えてきましたが、まだまだカーバッテリー専用の充電器しかおいていない所が多いです。
スタンドや整備工場で充電する場合は、事前に電話での確認が必要です。
場所によっては、カーバッテリー専用の充電器で充電をやっちゃう所もありますので注意が必要です。
また、料金の確認も忘れずに聞いておいたほうがいいですよ。
バイクバッテリー専用の充電器を持っているところでは、およそ1,000円ぐらいで充電してくれるスタンドや整備工場もありますが、基本は1,500円~2,000円といったところでしょうか。
また、地元の中古車屋さんなどでは、安くで対応してくれる場所もあるそうです。
10分で完了!バッテリー交換に必要な工具と手順について
◎バッテリー交換に必要な道具など
必要な道具は
- 軍手
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
この3つです。
※車種によっては、どれも使わないで交換ができる場合があります。
◎簡単5ステップ!バッテリーの交換方法
では、さっそく交換方法に移りたいと思います。
原付バイクのバッテリー交換は、コネクターを抜き差しするだけですので簡単です。
- まず、注意してほしいのは必ずエンジンを切り、カギを抜いておきましょう。
- エンジンを切り、カギを抜いていることを確認したら、シートを外しバッテリーを固定している金具又はバンドを取り外します。
(カバーのみの場合あり) - マイナス端子(コネクター)から取り外し、次にプラス端子(コネクター)を取り外します。
プラス端子の方にはだいたい赤いビニールカバーがついているので、それを目印にしてください。このときの注意点としては、取り外したプラスケーブル、マイナスケーブルは、それぞれの端子に近づかないようにしてください。
- 次にバッテリーを載せ替えます。
必ず古いバッテリーと同じ向きで載せてください。バッテリーは重いので、落としたりしないよう注意しましょう。
- 最後にバッテリー端子を取り付け、固定したら完了です。
バッテリーの交換をしたら、バッテリー端子の取り付けを行います。
外した時はマイナス端子(コネクター)からでしたが、取り付ける時は反対にプラス端子(コネクター)から取り付けます。
次にマイナス端子を取り付け、両端子に緩みがないかを確認します。
そして、バッテリーを固定して完了になるのですが、
その前にきちんとエンジンがかかるかどうか、一度カギを差し込み、セルを回してみましょう!無事エンジンが掛かりましたら、もう一度エンジンを切り、固定器具やカバーをしっかりと取り付けたらバッテリー交換は終了です。
使用済みバッテリーの処分方法!正しいバッテリーの廃棄や回収依頼について
バッテリーは、希硫酸や鉛など人や自然環境にとって有害な材料を使用しているため、地方自治体の一般ごみ(燃えるゴミや燃えないゴミなど)として、処分することはできません。
ではどうすればいいのかと言いますと、大きく分けて3つの方法でバッテリーを処分するのがベストです。
①新しくバッテリーを購入した販売店で無料回収してもらう
1番はバッテリーを購入された販売店に廃バッテリーの回収を依頼します。
今はほとんどの販売店さんが無料回収をやってくれますので、インターネットでバッテリーを購入する前にきちんと確認をしておきましょう!
ただし、無料回収と書いてあっても、「返送する送料はお客様負担」なのか、それとも佐川急便やヤマト運輸などの元払伝票が付いていて、「送料無料で発送できる場合」の2パターンがありますので、よく確認しておく必要があります。
バッテリーは資源物なので基本は、送料無料です。
逆にそういったお店を選びましょう。
②廃品回収や不用品回収の業者に無料で引き取ってもらう
もしバッテリーを無料で処分できなかった場合は、地元の不用品回収業者に無料で引き取ってもらいましょう。
廃バッテリーは、先ほど資源物と言いましたが、実は業者間でなかなかの高値で取引されております。
アルミ缶や鉄、段ボールや新聞紙などもたくさん集まればそれを買い取ってくれる業者がいます。
なので、バッテリーも同じで1個でも2個でも嫌な顔一つせず回収してくれるはずです。
もし、有料と言われたら思い切って断りましょう。
③スタンドや車屋さんなどで処分してもらう
最悪、バッテリーの処分にどうしようもなくなった場合は、近くの車屋さんかスタンドで処分してもらうしかありません。
ただこれに関しては、処分料がかかる場合がございます。
おかしな話ですが、昔からスタンドではバッテリーの処分にお金がかかりますよね。
払っても500円~1,000円ぐらいなのですが、何度も言いますが普通は無料です。
なので、処分する場合はスタンドよりもいつもお世話になっている車屋さんなどにお願いするほうがいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
ホンダ原付バイクのバッテリー交換って意外と簡単なんですよ。
バイク屋さんやスタンドなどで交換すると、作業料が1,000円~2,000円ぐらい発生する場合があります。
せっかくインターネットでバッテリーを安く購入したとしても、工賃を払ってしまうのは少しもったいないかと思います。
自分でバッテリー交換をやっても、ほとんどの方が10分ほどで作業が終わっちゃいますので、やったことがない方も是非挑戦してみてください。
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