いよいよシーズン到来!
ジェットスキー楽しんでいますか??
こんにちは、バッテリーマニアのしょうへいです。
さて、今回はジェットスキーを乗る時の基本知識として、バッテリートラブルの対処方法についてご紹介していきます。
エンジントラブルで特に多いのが、バッテリー上がりやバッテリー不良ですよね。
急にエンジンが止まったり、セルが回らなくなった場合はバッテリーが原因であることが多いです。
私も経験がありますが、
ジェットスキーを乗って誰もいない静かな沖でゆっくりと揺られた後、いざ出発しようかと思ったら
「あれ?エンジンがかからない、、、。えっ?」
こんな経験はありませんか?
正直かなり焦ります。
「海上に1人取り残される」って想像以上に恐怖感半端ないですよ。
私の場合、たまたま防水の携帯電話をポケットに入れておりましたので、一緒に来ていた仲間に連絡し助けを呼ぶことができましたが、これがもし連絡できない状況だったとしたら想像しただけでもゾッとします。
なので、これからジェットスキーを楽しむ季節、「備えあれば憂いなし」というコトワザがあるように、トラブルが起きた時の対処方法についてもきちんと確認をしておきましょう!
目次
バッテリーが原因でエンジンがかからなくなった時の対処方法
【仲間がいる場合】
1.仲間に連絡をする
まず基本はこれです。
バッテリーやエンジントラブルが起きた場合は、すぐに仲間や近くにいる船艇に助けを呼びましょう!
必ず牽引して陸地まで戻ってから、トラブルの原因を探していきます。
まずいないと思いますが、助けを求めた場合はその場でジャンピング作業(ブースターケーブル)は行わないようにいたしましょう!
工具を海に落としたり、波に揺られてうまく作業ができません。
また、ブースターの端子や工具をフレームなどに接触させてバッテリーをショートさせてしまったり、最悪の場合、もう一台の車両もバッテリーが上がってしまう、といったことになりかねますからね。
そのため、必ず陸地に一旦戻ることを第一とします。
【自分1人しかいない場合】
1.ターミナル端子が抜けていないか確認
仕方なく自分1人で作業をしないといけない場合は、まずはバッテリーの端子部分を確認します。
よくあるのが、端子ボルトの締め付けが甘く、そこでショートしたりターミナルが抜けている場合があります。
その場合は、再度きちんとボルトを締め付け、エンジンを再始動してみてください。
2.ジャンプスターターを使う


出典:amazon
ジャンプスターターは、予め用意しておく必要がありますが、緊急用として大変役に立つ商品です。
軽くて持ち運びがしやすく、濡れないように収納BOXに入れておくといざという時に安心ですよ。
2つのワニ口クリップをバッテリーの+端子と-端子につなぎ、電源を入れるだけで使えます。
とても簡単です。
3.海上保安庁(118番)に電話する
それでもエンジンがかからない場合は、海上保安庁(118番)に緊急要請するしかありません。
恥ずかしいとか言っている場合ではありません。
ボケーと、誰か来るのを待つぐらいなら、すぐに118番するほうが安心です。
トラブルは何でも時間が経てばたつほど悪化していきます。
最悪の場合、漂流して携帯電話の電波が届かない場所にまで流されることを避けましょう。
ここで、「救助にはお金がかかる」って思っている方がいますが、無料です。
後に、書類を書かされたり、トラブルの原因を聞かれますので正直に答えましょう。
ジェットスキーで海に出る際、必ず携帯しておいたほうがいい物とは?
1.携帯電話(スマホ)
最近は、防水ケースといった便利なものがございます。
必ず、防水ケースに入れ携帯しておきましょう!
2.ホールディングアンカーとアンカーロープ
アンカーはとても重要な物の一つです。
法定備品になっているように漂流を防ぐという安全面だけでなく、アンカーロープはいざという時にレスキューロープとしても使えます。
必ず3kg以上のアンカーと余裕のある長さのロープを準備しておきましょう。
3.最低限の工具
こちらも法定備品となっているように、最低限の工具は積んでおく必要があります。
それに加え、バッテリーの端子ボルトの予備やロングラジオペンチ、小鎌などもあるといいです。
端子ボルトは、さきほどのよくあるバッテリートラブルで、途中でターミナルが外れてエンジンが止まった時に役に立ちます。
ロングラジオペンチは、ポンプにゴミや海藻が詰まった時に簡単に取り除くことができます。
特に手が届かないところや狭いところでも楽にゴミの除去ができるためです。
小鎌は、ロープを吸ってしまった時やなかなか取れないゴミを切り裂いて取り除くためにとても役に立ちます。
まとめ
ジェットスキーを楽しむときは、必ず仲間やグループなど顔見知り数艇で楽しむのが基本です。
トラブルは何も起きないのが1番ですが、手ぶらでジェットスキーに乗るのは、命綱なしでバンジージャンプに挑戦するのと同じぐらい危険です。(個人差はありますが、、、。)
きちんとメンテナンスをしていても、海上ではいつ何が起きるかもわかりません。
そのような状況になった時、トラブルの対処方法について最低限のことを知っていれば、落ち着いて行動もできますし、焦らず的確な判断ができるかと思います。
事故を起こさないためにも、今一度トラブルの対処方法については再確認しておきたいところです。
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