シールド型と密閉型の違いとは?バイクのMFバッテリーの特徴

バイクのバッテリーには、

開放型バッテリーと密閉型バッテリーの大きく分けて2種類がございます。

そしてさらに、密閉型の中にはシールド型やジェルタイプなどのバッテリーが存在し、販売店によっては言い表し方が少し違うが現状です。

⇒密閉型(みっぺいがた)と開放型(かいほうがた)の違いはこちら

 

一般的には、開放型以外のバッテリーはすべてメンテナンスフリーと言われておりますが、同じメンテナンスフリーでも実際は使い方や仕様が異なる場合がございます。

そこで今回は、メンテナンスフリー(MFバッテリー)と言われている、密閉型バッテリーについて少し詳しくご紹介させていただきます。

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シールド型と密閉型の違いとは?

シールド型タイプ

シールド型バッテリーとは製造の段階で、すでにバッテリー液が注入され完全密閉されたバッテリーのことを指します。

工場で液入れ初期補充電点検などのすべての項目を完了させてから出荷されております。

そのため、入荷された時にはすぐに使える状態のバッテリーとなっております。

 

ジェルタイプのバッテリーも同様、製造段階でジェルを注入し、初期補充電後、完全密閉してから出荷されていますので、こちらもシールド型タイプのバッテリーと言えるでしょう。

シールド型バッテリー(ジェルバッテリーも含む)
バッテリー本体の製造後⇒液入れ⇒初期補充電⇒ガス抜き⇒密閉作業⇒検品⇒出荷

 

密閉型タイプ

一方、密閉型バッテリーとは、バッテリーを使う直前にバッテリー液を入れ、密閉キャップを閉めた後に使用可能となるタイプのバッテリーを指します。

 

工場出荷の時点では、バッテリーにはまだ液が注入されておりません。

なので基本的にはバッテリーを購入したあと、使う直前にご自身で液入れを行い、充電をしてからでないと使えないバッテリーとなります。

密閉型バッテリー
バッテリー本体の製造後⇒検品⇒バッテリー液を同梱⇒出荷

シールド型と密閉型の違いは、購入した時点ですでにバッテリー液が注入されているか、それともバッテリー液を注入しないと使えないのか、この違いです。

密閉型タイプに関しては、販売店さんが液入れ作業を代行してくれる所もありますが、基本的には車のバッテリーと違ってご自身でバッテリーの液入れ作業をしないといけません。

また、最近では原付バイクなど小さなバッテリーや常にバッテリーを横倒しで使う車両には、初めからシールド型のバッテリーしか選択できないようになっております。

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シールド型と密閉型のメリットとデメリット

シールド型と密閉型にもそれぞれ、メリットとデメリットがありますので、バイクのバッテリーを選ぶ際に参考にしてください。

【シールド型バッテリー】

メリット
そのまますぐにバッテリーを使うことができる
デメリット
製造から日にちが経てば経つほど、自己放電し寿命が縮んでいる可能性がある

 

【密閉型バッテリー】

メリット
使う直前にバッテリー液を入れるため、自己放電や寿命の心配がない
デメリット
・自分でバッテリー液を入れたり、充電するのが大変

・バッテリー液は、劇物(希硫酸)になるため、取り扱いを誤ると失目などの事故になる可能性がある

・基本的に劇物取扱者の資格がないと取り扱えない

など
シールド型に関しては、バッテリーが届いたらすぐに使えるといった利点がありますが、販売店によって在庫期間が長いと自己放電し、寿命が縮んでいる可能性があるといった欠点がございます。

また、密閉型に関しては、使う直前にバッテリー液を注入できるといった利点がありますが、自分で液入れ作業と充電をしないといけないといった欠点があります。

そして、販売店によっては液入れ作業を失敗した場合は、バッテリーの交換や返品ができない場合が多いと言う事も覚えておきたいところです。

まとめ

  • バイクのメンテナンスフリーのバッテリーには、シールド型と密閉型の2種類に分けられる。
  • シールド型バッテリーは、すぐにバイクに搭載して使うことができるが、寿命が心配。
  • 密閉型バッテリーは、バッテリー液を入れたり、充電しないと使えない。
  • 液入れ作業を失敗すると、バッテリーの交換又は返品ができない。

販売店によっては、バイク専用のメンテナンスフリーのバッテリーを全てシールド型バッテリーと記載しているところもあるので、購入の前にきちんと確認しておくことをおすすめ致します。

また、液入れ作業や充電を販売店に依頼する場合は、追加料金が発生することがあるのできちんと確認しておきましょう

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