こんにちはしょうへいです。
毎年10月中旬を過ぎると、だんだん朝晩冷え込んできますよね。
僕はとっても寒がりなので、11月からはもうほとんどバイクには乗りません(笑)
同じように寒くなるにつれて、バイクに乗る回数も減ってくる方、
多いんじゃないんでしょうか??
そんな時、バイクのバッテリーって取り付けたままで大丈夫なの??
って思った方いませんか。
今回は冬の期間、あまりバイクに乗らない方に、バッテリーを取り外す基準、そして意外と見落としがちな場所について詳しく解説していきます。
目次
冬場バッテリーを外すか、取り付けたままにしておくかの基準
まずは、自分の愛車(バイク)のバッテリーを確認!
開放型バッテリーか密閉型バッテリーなのか
開放型タイプの場合
もし、現在取り付けてあるバッテリーが開放型タイプなのであれば、
すぐに取り外してメンテナンスをしましょう。
つまり、開放型バッテリーとはメンテナンスをやらないといけないタイプの
バッテリーであるため、冬場バイクに乗らないのであれば、
必ずバッテリーを取り外してから保管しないといけません。
また、開放型タイプのバッテリーは、定期的に電解液を補充したり、
きちんとメンテナンス充電を行えば、なんとバッテリーの寿命を
延ばすことができます。
実際私が使っていた、GSユアサの開放型タイプのバッテリーはなんと6年間も使うことができましたから。
密閉型タイプの場合
次に、密閉型タイプのバッテリーであった場合ですが、
これに関しても1ヶ月以上バイクに乗らないのであれば、
バッテリーを取り外したほうがいいでしょう。
どんなに優れたバッテリーでもエンジンをかけて充電をしない限り、
必ず自然放電します。
自然放電されたバッテリーは、どんどん電圧が下がり、
いざエンジンをかけようと思っても電力が足りない為かかりません。
それに電圧がさがると、
バッテリー内部の劣化も始まり、電極板に希硫酸の結晶が付く
サルフェーションという現象がおこります。
ここまでくるとバッテリーの性能自体が本来の50%まで落ちると言われており、
最悪使えなくなることがございます。
そうならないためにも、
バッテリーは付けたままにせず、取り外して定期的にメンテナンス充電を
行ってください。
バイクに乗る頻度で決める
結論から言います。
月に一度もバイクに乗らないのであれば、必ず取り外しておきましょう!!
理由は先ほどお伝えした通り、バッテリーは定期的に充電をしておかないと、
どんどん劣化が進むものだからです。
いくら高いバッテリーでも、買ったばかりのバッテリーでも同じです。
バッテリーは液を入れたその瞬間から徐々に劣化していきます。
ということは、初めから電解液が注入されたバッテリーはすでに劣化が進んでいる、ということになります。汗
いつ液入れ作業をしたのかも大事ですよ。
端子の腐食具合を見る
少し面倒ではございますが、
シートを取り外したり、バッテリーカバーを取り外したりして、じっくりとバッテリーの+と-の端子を見てみてください。
すると、
案外見落としがちですが、白い粉がくっ付いていませんか?
よく、粉が噴いているとか言ったりもしますが、
それは端子の腐食が始まっていることになります。
これはバッテリーが古くなると、どうしても密閉した上部蓋の部分から液がにじみ出できたり、ガス抜き弁から蒸発した希硫酸が出てしまうのが原因だと言われております。
そして腐食が始まった端子をそのままにしておくと、
通電がうまくいかず、セルを回したときに火花を散ってショートしたり、
最悪、端子がくっついてとれなくなることがございます。
なので、端子をよく見て、腐食が進んでいるのであれば、
必ずバッテリーを取り外し、端子をきちんと掃除をしてくださいね。
そのままにしておくと、大変危険ですよー。
この端子の部分に関しては、けっこう見てない方がほんとうに多いです。
まとめ
僕が今まで経験した中で1番嫌だったのは、端子の腐食でした。
バッテリーの使用期間は2年目ぐらいでしたが、取り外すのが面倒くさかったので、冬の期間ずっと取り付けたままにしておりました。
その結果、
端子が腐食し、バッテリーも使えない上、車体から出ている
端子ケーブルも交換しないといけない事態に(-_-;)
当然ながら、バッテリーを新品に買い替え、ケーブルの修理代もかさみ、
トホホ、、、。
皆さんも、バイクに乗らない期間があるのであれば、
必ずバッテリーを取り外したほうがいいです!!
そして、取り外したバッテリーはそのまま放置せず、
きちんと定期的にメンテナンス充電を行いましょう。
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